INTERVIEW
WITH ALUMNI

小倉税務相談所

北九州商工会議所管内 小倉税務相談所

上山 孝騎さん

2022年 コンピュータ会計科 卒業
中津南高等学校出身(大分県)

九テクさんは、基礎ができていて人間性豊かな若い人材を送り出してくれています。(落合所長)

落合 弘 所長

―人材に求めるものは?

落合所長 税というのは公平が原則ですから、公平な課税を行うために誠実な心を持ってやっていただける方、根底に必要なのは誠実さですね。

―就職を決めた理由は?

上山さん 九州テクノカレッジで簿記や税法を勉強して、自分に合っていると思うようになりました。そして、インターンシップに参加して、落合先生の事務所で1週間、会計ソフトの入力作業などを手伝ったり、落合先生がお客様と話している姿を見たりしているうちに、改めてこの仕事がしたいと思ったからです。

落合所長 私もインターンシップはとてもいいと思っています。学生さんはどういう職場か分かるし、こちらもどんな人材か分かりますからね。それで、実際に2年半働いてみて、どうですか?

上山さん 学生時代にもう少し勉強しておけばよかったと思うこともありますが、授業で学んだことがとても役に立っています。

落合所長 この仕事には幅広い知識が必要です。例えばWordやExcel、会計や税務などを入社してから勉強するとなると時間がかかります。九テクさんの卒業生はその基礎ができているので、スタートが違います。知識吸収の時間を会員さんとの時間に費やせる。そこは大きなアドバンテージだと思いますね。

―税理士として大事なことは?

落合所長 3つあります。誠実さ(公平さ)と知識、もう一つはコミュニケーション力です。人間を相手にするわけですから話す力、そして例えば企業さんが今行っている事業の中にどんな問題点があるのか、そういったことを聞く力が必要です。上山くんも最初は少し話すことが苦手でしたが、今では積極的に会員さんと話せるようになっていますよね。

上山 孝騎さん

上山さん 僕のような年数が浅い職員のために、定期的に知識向上のための勉強会をしてくださるので、とても助かっています。知識が増えると、それが自信につながり、安心して聞く方に回れるような気がします。

落合所長 税法はその時々で変わっていくものですから、絶えず勉強ですよ。

上山さん はい。会員さんから税についての質問をされることが多いので、どんな質問でもすらすら答えられるように、もっと知識をつけていきたいと思います。

落合所長 頼りにされることで、この仕事のやりがいは段々上がっていきますからね。上山くんも、だいぶ頼りにされてるんじゃない?

上山さん 最初よりは頼りにされているかもしれません(笑)。

落合所長 ここは所得税や消費税が中心ですが、九テクさんの卒業生は法人税を知っています。それはすごく大きいことなんです。個人事業主さんが法人成りするときには法人税の知識が必要ですから。若手が不足しているので、九テクさんにはどんどん育てて送り込んでいただきたいと思います。

北九州商工会議所管内 小倉税務相談所

お客様と社会のために、コミュニケーションの「仕掛け人」であり続けたい。

〒802-0081 北九州市小倉北区紺屋町13-1 毎日会館4階
北九州商工会議所と九州北部税理士会で管理・運営している、会員制の税務指導機関。
個人事業者を対象として税務に関する様々な相談を受け、アドバイスを提供。

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