専門学校 九州テクノカレッジ

「一般社団法人モザンビークのいのちをつなぐ会」の代表を務める榎本恵様を講師にお迎えし、講演会を開催しました。

モザンビーク共和国は日本の約２倍にあたる国土に、約3,000万の人々が暮らしています。あらゆる民族や宗教、言語が存在する中、榎本様はモザンビークのスラム街と言われるナティティ地区に事務所を構え、日々地道な活動をされています。

講演会では、モザンビークにおける様々な民族文化について、また榎本様が主催する寺子屋での興味深いお話がありました。日本とは大きく異なる文化について学ぶことができ、私たちが普段当たり前のように生活できることがどれほど恵まれているかということについて切実に感じられる良い機会を得ることができました。

また、講演会の後半ではモザンビークでご活躍中の有名ミュージシャン、ナジャさんによる素晴らしい歌声を聴かせていただきました。「後開発途上国」の一つに分類されるモザンビークの現状を訴えるかのような力強い歌詞、そしてナジャさんの情感あふれる歌声に、私たちは心を打たれ、その姿にすっかり魅了されました。